
NXGN-120/Global Supply Chain
Corporate SeminarグローバルSCM戦略再考
「有事が平時」の時代のサプライチェーン
現代では、サプライチェーン危機は繰り返されるものです。平時から経営・法務・物流・調達をつなぎ、サプライチェーンを設計しなおすための考え方を学びます。
- 形式
- 対象
- 時間
- 日時・定員
- 講師
こんな課題はありませんか?
危機が届いてから備えるのでは、遅い
スエズ運河、紅海、ホルムズ海峡。海上輸送の要衝で起きる危機は、場所を変えて繰り返されています。一つの未来を予測して賭けるのではなく、起こりうる未来の幅に備える経営が求められています。
全社の在庫は足りて見えるのに、特定の部材が欠けて工場が止まる
一つの予測に賭けてしまい、別のシナリオへの備えがない
追加料金や保険料の上昇による費用増に苦しんでいる
損害を広げるのは、社内の縦割りです。平時から経営・法務・物流・調達をつなぐ仕組みが、勝敗を分けます。
Impact Timeline
危機の衝撃は、数週間後に姿を現す
海上輸送の途絶は、1〜3か月かけて市場全体に広がります。
- 〜25日
海上・港湾
船の迂回や滞留で、輸送のリードタイムが延びる
- 〜35日
素材・中間材
1〜1.5か月で、重要な部材が枯渇し「材料の問題」になる
- 〜60日
部品
2か月で、一次サプライヤーの製造ラインに届く
- 75日〜
完成品・市場
3か月で、市場全体の問題になる
影響が表れる日を見積もる考え方
影響が表れる日 = 危機の発生日 +(輸送のリードタイム + 港湾・船腹の遅れ + 代替サプライヤーの認定期間)− 手元在庫の日数
講義では、この考え方に自社の数字を当てはめ、どの品目から手を打つべきかを確かめます。
What You'll Gain
参加後、あなたはこれができるようになります
サプライチェーンを設計しなおす力
危機が自社に届くまでの時間を読む視点
本当に脆い品目を見つける視点
部門をつなぐ備え
Program
プログラム構成
本セミナーは、どんな危機が来ても回るサプライチェーンを、平時に設計しなおすための場です。
Estimate
影響が自社に届く日を、自社の数字で見積もる
Checklist
経営・法務・物流・調達の要件を、自社で確かめる
Scenario
3つのシナリオごとに、必要な備えを洗い出す
Chapter 01
外部環境の変化と「有事が平時」
- 今日の正解が、明日は通用しない
- 地政学・社会・環境・技術の4つの変化
- 一つの未来に賭けず、シナリオで備える
- 関税と海上輸送の危機が重なる時代の調達の見直し
Chapter 02
危機は日本にどう届くか:ホルムズ危機の事例
- 日本の原油は中東依存が約95%、その約7割がホルムズ海峡を通る
- エネルギー・海上輸送・重要物資・政策介入の4つの波及経路
- 保険・契約・運航判断という3つの見えない壁
- 価格だけでは戻らない、物理的な途絶と経済的な途絶
Chapter 03
企業への影響と打ち手
- 物流の遅れが資金繰りを圧迫し、ROICを損なう
- 販売物流中心から、調達物流(入荷側)主導へ
- レジリエンスの4段階サイクル(在庫の設計・調達の二重化・可視化・契約)
- シュナイダーエレクトリックの「俊敏で強靱なSCM」
Chapter 04
リスクを数字で見積もる
- 衝撃が届くまでの時間軸と、輸送・在庫・伝播の3層モデル
- 影響が表れる日を見積もる考え方
- 在庫のパラドックス:全社の在庫ではなく、クリティカルな品目を見る
Chapter 05
シナリオと、部門をつなぐ備え
- 早期の部分再開・高コストの常態化・長期の閉塞という3つのシナリオ
- 対応策によって変わる、経営への影響
- 経営・法務・物流・調達の要件
FAQ
よくある質問
地政学の専門知識がなくても理解できますか?
前提知識は要りません。地政学の動きを、サプライチェーンの実務と経営への影響に引き直して説明します。
中東やホルムズ海峡に関わる企業だけが対象ですか?
いいえ。ホルムズ危機は題材の一つです。どの海上輸送の要衝で危機が起きても使える、影響の届き方と備え方の考え方を扱います。
調達・物流部門以外の受講にも向いていますか?
経営層・法務・経営企画の方にも向いています。危機への備えは、部門をまたいで平時から整えることが要になるためです。
時間と形式は?
1時間半程度の講義を基本に、ご要望に応じて調整します。対面・オンラインもご相談ください。
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日時・定員・形式(対面/オンライン)は、貴社のご状況に合わせてご相談ください。人事部・経営企画部からのお問い合わせを歓迎します。
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